「カリビアンコム」に捜査の手 米国籍のサープ・マイケル・ナオミチ容疑者が逮捕 無修正動画がアングラ化する可能性も

無修正のわいせつ動画を配信したとして、警視庁と静岡、愛知両県警は、アダルト動画配信サイト「カリビアンコム」を運営するグループの社員で米国籍のサープ・マイケル・ナオミチ容疑者を逮捕したということで話題になっています。

メディア記事

無修正動画「カリビアンコム」壊滅で裏ビデオ店が復活か?

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/201181/1

「派手にやり過ぎたせいで、当局がAV業界をつぶそうと本腰を入れ始めたのは確か。もはや、野外温泉モノや、集団ぶっかけモノはNGです。さらに規制が厳しくなるのは間違いない。ただカリビアンが壊滅状態に追い込まれても、同じように海外サーバー経由のFC2に流れたり、摘発を恐れない新しいサイトが誕生したり、あるいはアングラ化する可能性がある。そもそも、ネット上に載せるから摘発されるのであって、無修正モノは昔のように、ビデオショップで高値で裏取引されるようになるかもしれません」


無修正AV「カリビアンコム」で配信会社摘発 海外発の“合法主張”は通るのか

http://www.sankei.com/premium/news/170205/prm1702050008-n1.html

 またもアダルトビデオ(AV)業界に激震が走った。有名女優らも出演する大手無修正動画サイト「カリビアンコム」に、映像を提供していた制作会社が摘発されたのだ。米国内から発信していることを理由に、自ら「合法」を全面に押していたカリビアン。今回の事件で警察当局は、カリビアンを制作会社の「共犯」と認定。既にICPO(国際刑事警察機構)を通じ、米捜査当局に捜査協力を依頼している。果たして「合法的な無修正配信」の主張は成り立つのか-。


『カリビアンコム』運営男性が逮捕 「カリビアン難民が…」と不安の声も

https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20161077695/

ネット民からは『カリビアンコム』の今後を心配する意見が。「無修正動画ナンバーワン」とうたうサイトだけに、利用者の数もかなり多いことが伺えるのだが、それだけ今回の逮捕を嘆く声も。

・カリビアンコムがなくなったらどこに行ったらええんや?

・カリビアンコムを潰すというなら争いも辞さない

・カリビアンコム難民が押し寄せてくるぞ…備えろ

・カリビアンコムってカリブ海の島国にサーバがあって、陽気な南国人が運営してるんじゃなかったの!?

一方、逮捕された男性の作業内容については…

・エンコード職人が逮捕とかワロタw

・ただただ動画を圧縮していたら逮捕とか胸が熱くなる

・「世界中の人が動画を見られるように」とかなんかカッコイイこと言ってて笑った


以下の記事は、以前AV強要問題における性産業規制強化がニュースになったときに当ブログで取り上げたものです。

https://www.bengo4.com/internet/n_5476/

神戸大学の青山薫教授によると、AV強要問題がAV全体の問題としてとらえられてしまうと、スティグマの効果が生まれると指摘。

この業界全体を、現在の実情よりも「危ない業界」「悪い業界」と見せる効果を生みます。いわゆる「スティグマ」(社会的な負の烙印)効果です。この流れのまま立法措置などがおこなわれれば、「スティグマ」を国家的に承認することになります。結果的に、この業界とそこで働いている人全員に対する「スティグマ」が強くなるでしょう。

教授によると、スティグマが強まると、次に「アングラ化」が起こるといいます。

問題が地下に潜り込むことで、結果的に合法に活動している者も活動がしづらくなり、非合法な仕事に資する結果になりかねないと警鐘を鳴らし、”業界の内部のより正確な事情を把握してから具体策を打ち出すべき”と主張しています。

そして”AV業界は社会の一部”と位置づけ、”暴力的で差別的な社会が変わることなく、この業界だけが変わることはありません”と結んでいます。


今回の件は行き過ぎの是正ということになるかと思いますが、今後性産業に対する取り締まりがエスカレートしていくと、上記のような懸念も生じてくるかと思われます。

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