「色だけの商標」 第一号はトンボ鉛筆の消しゴムとセブンイレブンの色に カラー・マーケティングの拡大に期待

特許庁が1日、音や動きなど「新しいタイプの商標」で、色彩のみの商標をトンボ鉛筆の消しゴムの色柄と、セブンーイレブンの看板などで使われる色柄の2件で認定したと発表しました。

特許庁によると、2月20日現在で、492件の出願があるということで、三井住友銀行やイオン、伊藤園、ウルトラマンの色柄などが出願、審査されているということです。

特許庁が配色だけで商標を認定 一番手はトンボの消しゴムとセブンイレブンの看板

http://www.sankei.com/economy/news/170301/ecn1703010027-n1.html

「色だけ商標」第1号、セブンやトンボ消しゴムに

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H29_R00C17A3PP8000/

初の「色彩商標」、トンボの消しゴムとセブン-イレブン

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1703/01/news126.html

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「新しいタイプの商標」って何?

特許庁によると、新しいタイプの商標は、「企業のブランド戦略の多様化」を支援することが狙いだとしています。

また商標化することによる企業のブランド保護の狙いもあるようです。

今回のニュースのように色を商標化したところで、それがいったいどういう役に立つの? と思ってしまいそうになりますが、マーケティング戦略において重要な意味があるようです。

三井物産のPDFページによると、

色彩に関しては、商品に採用するさまざまな色を通じて消費者にアピールする「カラー・マーケティング」の拡大が期待される。例えば、Red Bullが1987年より販売する炭酸飲料「レッドブル」は、「運動や遊びで力を発揮したいときに飲む」という商品コンセプトを表現するプロダクトカラーとして銀色と青色の2色の組み合わせを採用し、先行する競合他社製品に対して色彩による差別化を図った。「色彩のみの商標」として権利化されたプロダクトカラーは、モータースポーツなどのスポンサー活動を通じた積極的なマーケティング戦略に利用され、寡占市場への後発参入にもかかわらず、2013年度の売上高は約50億ユーロに達している。

ということです。

この「新しいタイプの商標」は色だけではなく、特許庁のQ&Aによると、

 Q1-1 今回新たに導入された新しいタイプの商標はどのようなものですか?

商標には、文字商標、図形商標、立体商標及びこれらの結合商標等のタイプがありますが、新たに、「動き商標」、「ホログラム商標」、「色彩のみからなる商標」、「音商標」、「位置商標」の5タイプの商標が導入されました。

ということで、「動き」「ホログラム」「色彩のみ」「音」「位置」にわけられるようです。

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