【資源価格が軒並み高騰】1~3月鉄鋼生産用の石炭価格、50%上げへ

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161212-OYT1T50012.html?from=ytop_main1

鉄鋼生産に使う石炭(原料炭)について、新日鉄住金と海外の資源大手が、2017年1~3月期の「長期契約」で輸入する価格を、16年10~12月期に比べて約50%引き上げる方向で最終調整していることが分かった。

ということで、背景には中国が炭鉱の操業日数を制限したことで、供給量減少の思惑が広まって価格が高騰しているとのことで、原油の減産と価格高騰の事情は同じです。

資源価格の高騰はインフレにつながりやすいということで、今後わたしたちの生活にどう影響が出てくるか、注目しています。

メディア記事

https://kotobank.jp/word/%E8%B3%87%E6%BA%90%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%AE%E9%AB%98%E9%A8%B0-183442

資源価格の高騰の背景にはBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)などの新興諸国の急速な経済成長を背景に、資源消費が急増したことがある。こうした世界的な資源の需給バランスの変化に加えて、ヘッジファンドなど投機マネーがドルの下落に対抗して商品市場へ流入したことにより、価格上昇に拍車が掛かっている。 資源価格の高騰につられるように、トウモロコシ、大豆などの食料価格も高騰した。

つまり、資源価格が高騰するとあらゆるモノの値段が上がる、ということですね。

http://www.jisf.or.jp/knowledge/mini/

銑鉄1トンを生産するためには、大体「鉄鉱石1.5~1.7トン、石炭0.8~1.0トン、石灰石0.2~0.3トン、電力10~80KWh、水30~60トン」(大和久重雄著『鋼のおはなし』)が必要とされる。
また、1トン当りの鉄鉱石所要量は「鉱石比」と呼んでいる。
日本の鉄鉱石、原料炭の輸入依存度はほぼ100%で、2001年度は鉄鉱石1億2,649万トン、原料炭6,277万トンが輸入された。

製鋼原料となる銑鉄1トンに対して、石炭も0.8~1.0トンとほぼ同量必要とのことです。

http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/16jfe/tetsu.html

溶鉱炉に与えられた使命は,安定した品質の「銑鉄」を供給しつづけることです。溶鉱炉はその構造上,一旦操業を開始したら,その寿命をまっとうするまで止めることはできません。
10年以上も安定して稼動しつづける溶鉱炉は,まさに最先端技術の結晶です。世界の溶鉱炉の平均寿命は12年程度といわれる中,千葉地区の第6溶鉱炉は1977年の火入れから一度も休止せず,1993年に長寿世界一(当時)になりました。

http://www.nisshin-steel.co.jp/saiyo/process/

このページをみると、鉄を作るためにいかに多くの「熱源」が必要なのか、よくわかります。

http://www.jisf.or.jp/kids/shiraberu/

こちらでも鉄の作り方から出荷まで、非常にわかりやすく教えてくれます。

Twitterでは

LNGとは「Liquefied Natural Gas 液化天然ガス」のことで、ガスの資源価格も高騰しているようです。

ややこしい話ですが、結果的には国民の経済に直結してくるんですよね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク