アメリカが北朝鮮への圧力を日増しに強めている件 日本への影響は?

トランプ大統領ですが、中国の習近平国家主席との首脳会談を前にして、中国に北朝鮮への圧力を強めるための協力を求めています。

ジャーナリストの長谷川幸洋氏は、アメリカの北朝鮮に対する武力行使の可能性について触れたうえで、「日本への打診」についても述べており、朝鮮半島危機に対してトランプ大統領が武力行使をした場合、”日中韓を巻き込む一大事になる可能性が高い”と懸念しています。

状況次第では今後一気に極東に動乱が起こる可能性が示唆されており、今後の動きに注目が必要です。

スポンサーリンク

メディア記事

トランプ大統領 中国は北朝鮮への圧力強化に協力を

アメリカのトランプ大統領は今月6日と7日、南部フロリダ州にある別荘で中国の習近平国家主席との初めての首脳会談に臨みます。
これを前に、イギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズは2日、電子版でトランプ大統領のインタビューを伝えました。

それによりますと、トランプ大統領は、首脳会談で核とミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応を協議する方針を示したうえで、「中国はわれわれに協力するかどうか決断することになる。協力しないなら誰の得にもならない」と述べ、北朝鮮への圧力を強めるために中国が協力すべきだと改めて強調しました。

さらに、「中国が問題を解決しないのならわれわれがする」と述べて、中国抜きでも対応を進める考えを示しましたが、その具体的な方策については触れませんでした。


アメリカは北朝鮮に先制攻撃するのか?~浮上する3つの日付
日本には、いつ打診があるのか

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51350

北朝鮮が核とミサイルの開発を加速する中、米国が北朝鮮に先制攻撃する可能性がとりざたされている。トランプ大統領は武力行使を決断するのだろうか。

先制攻撃シナリオに現実味が出てきたのは、先に日本と韓国、中国を訪問したティラーソン国務長官がソウルでの記者会見で「戦略的忍耐の政策は終わった。すべての選択肢がある」と明言したからだ。選択肢の中には武力行使も含まれる。

トランプ大統領は習近平国家主席との首脳会談で、朝鮮半島情勢について中国の考えを必ず打診するだろう。中国の出方を見極めない限り、米国は動けない。逆に言えば、4月の米中首脳会談までは何も起きない。

トランプ政権が先制攻撃を決断するとすれば、当面は4月の米中首脳会談から4月30日、ぎりぎり5月9日までが要注意になる。

とはいえ結局のところ、そんな早いタイミングで先制攻撃するのは難しいのではないか。なぜか。

根本的な理由は、まだ政権自体の基盤が固まっていないからだ。

北朝鮮が反撃すれば、被害はソウルにとどまらず、日本にも及ぶ可能性が極めて高い。北朝鮮は先のミサイル発射で「仮想目標は在日米軍」と明言している。

当然、基地周辺も安全とは言えない。つまり朝鮮半島危機は、すなわち日本の危機なのだ。オサマ・ビンラディンの捕捉作戦どころではない。日中韓を巻き込む一大事になる可能性が高い。そんな作戦を足腰が固まらないトランプ政権がいま決断できるかどうか。

記事では、ここ数か月が山場だとしています。

まずは米中首脳会談から、アメリカと中国の出方をうかがったうえで、韓国の大統領選という順で注意していく必要があるとのことです。

Twitterではネトウヨが格好のネタとばかりに飛びついていますが、その多くが「森友問題よりも極東有事をもっと取り上げて、国民の危機感を煽り立てろ」という論調で占められています。

しかし、どちらか一方のためにどちらか一方を切り捨てろという主張になると、むしろ国内に禍根を残す格好となり、現在ロシアで行われている反政府デモのように、のちの国難となって降りかかってくることとなります。

保守の暴走に対する問題解決と並行しながら、極東有事にも備える必要があるのは、言うまでもありません。

スポンサーリンク