オスプレイ、沖縄の名護沖で大破 安全確認されるまで飛行停止

垂直離着陸輸送機オスプレイ1機が同県本島東沖に不時着し、機体が大破したというのでニュースになっています。

搭乗していた5人が救助され、うちふたりがけがをしているとのことです。

オスプレイはもともと問題が多いことで危険を指摘する声もあったのですが、とうとう事故が起こってしまったということで、今後、基地問題がさらに紛糾することは必至です。

メディア記事

http://mainichi.jp/articles/20161214/k00/00m/040/167000c

「とんでもないことが起きた」。13日夜、米軍の新型輸送機オスプレイ不時着の一報に、防衛省幹部は絶句した。

http://mainichi.jp/articles/20161214/k00/00m/040/166000c

沖縄の基地問題について著書がある作家で沖縄大学客員教授の仲村清司さん(58)は「『不時着水』というが、一つ間違って陸ならば墜落で、死者やけが人が出る大事件だったはず。これが沖縄でついに起きた」と憤った。オスプレイは操縦が難しいとされ、米軍の導入当初は墜落が相次いだ。仲村さんは「機体が改善されたという話もなく配備だけ着々と進んできた。本土の人は無関心だが、オスプレイは日本中を飛ぶ。自分のことと考えて問題を直視してほしい」と訴えた。

http://this.kiji.is/181547771145750005?c=39546741839462401

米軍側は、空中給油機から給油を受ける訓練中、燃料を渡すホースが切れて機体が不安定になり、普天間飛行場に帰還しようとしたが、陸地の上空で不具合が生じる事態を避けるため、浅瀬を選んで不時着したと日本政府に説明した。

ここで、沖縄の基地問題をおさらい

ところで、沖縄の基地問題がニュースになることは多いのですが、その都度、広大な森の中で一本の木だけ映し出されるようなもので、なかなか全貌がはっきりしないところがあります。

要するにどういうことなの? という疑問を抱きながら、ただ何気なしに「沖縄の人が基地に反対したり妥協したりしてるんだな」と思ってる人も多いのではないでしょうか。

これはさかのぼれば、沖縄がアメリカの領土だったところから始まる根深い問題です。

このときに沖縄に大量の米軍の基地が設置されました。

1972年に沖縄は日本に返還されますが、基地はなくなるどころか、今でもその面積の20パーセントが米軍基地であり、日本の在日米軍の70%以上が沖縄に集中するという状況が続いています。

そんな中で、騒音、兵士による事件、今回のような墜落事故といったトラブルが沖縄県民の生活の負担になっています。

特に米兵が事件を起こしても、日米地位協定により、犯罪を起こした米兵を日本の法律で裁けないことが、一時期大きな話題になりました。

このような問題によって、沖縄から基地の撤退を求める声と、沖縄に基地は必要だという声が今もせめぎあっている状況が続いています。

普天間基地は市街地の中にあり、1996年に基地の返還で日米が合意したのですが、20年経った今も、普天間から辺野古への移設の問題が解決しないまま紛糾しています。

Twitterでは

Twitterの声はさまざまだと思いました。

理屈ではない感情のこじれが相当根深いことも含め、無理やり問題を解決しようとすると、強い遺恨を残すことになりかねないようにも思えます。

沖縄はれっきとした日本の一部なんですが、平和のために大きな負担を強いていることよりも、「反対派」という対立構造に取り込まれた感情的な意見が多いのは気になりました。

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