トランプ氏、中国に言いたい放題

「アメリカは傲慢で、自己反省がなく、他国の問題にずけずけと介入して、自国だけが正義だと主張する」

90年代の湾岸戦争時代あたりから、世界中がこのようにアメリカを揶揄しました。

トランプ政権になることで、古いアメリカがそのまま復活したようで、こういうニュースはなんだかちょっと懐かしさを覚えました。

http://www.cnn.co.jp/usa/35093552.html

トランプ氏はさらに、中国が貿易に関する交渉の席に着き、北朝鮮との関係を断ち切らない限り、中国の怒りを買うことも厭わない姿勢を示し、「我々は中国の通貨切り下げ、国境での重い関税、南シナ海の真ん中の巨大要塞建設などのためにひどい損害を被っている」と主張。北朝鮮については「北朝鮮があって、核兵器がある。中国はその問題を解決できるのに、我々に何の協力もしていない」と批判した。

台湾の蔡英文総統とトランプ氏が電話で話をしたということに中国が反発したことをうけて、トランプ氏が、中国から指図を受けるいわれはない、電話してきたのは台湾からだと主張。

さらに引用にあるように、中国に対して言いたいだけ文句を言ったようでw

これから万事アメリカがこういう論理でくるとなれば、他国から「自分だけ被害者面して注文つけてくるんじゃねえよ」と突っ込まれること必至です。

80年代くらいまでの「強いアメリカ」であればこういう論理もまかり通ったと思いますが、大国が軒並み高い軍事力を持つ今、こんな調子でぱちぱち火花を散らすのは、あまり歓迎できることではないと思います。

ひとつの中国政策とは

「ひとつの中国」を理解する前に、中華人民共和国と、中華民国というふたつの国はご存知でしょうか。

中華人民共和国については、いわゆる中国として誰でも知っていると思いますが、中華民国となると、「ん?」となる人が多いかもしれません。

http://imasara-chigai.lance5.net/z546.html

中華民国とは、清朝を打倒した辛亥革命を経て1912年中国に樹立したアジア発の共和制国家であり、第二次世界大戦後におきた中国共産党との内戦により台湾へ亡命し、台湾を実効支配している。

つまり、「台湾=中華民国」なんですが、中華人民共和国は、中華民国も含めて自国であると主張しています。

しかし中華民国側は、中華人民共和国ではないという立場を崩していません。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/569590.html

「ひとつの中国」の立場を取っているのは、中華人民共和国だけではありません。中華民国も、いつかは大陸に反攻して中国全体を統治することを国家の目標としています。もっとも、今の若い世代では、「そんな夢みたいなことは忘れて、台湾は台湾として、大陸の中国とは別のものとして生きていくべきだ」と言う考え方が強くなっており、結構大きな政治問題になっています。

これに対して、今回トランプ氏が「ひとつの中国」問題に対して、「台湾が貿易などほかのことに関して中国と話がまとまらない限り、なぜアメリカが『ひとつの中国』に縛られなければならないのか」と語ったというわけです。

ちなみに現在中華人民共和国と国交を結んでいない22か国は、中華民国を国として認めており、日本とアメリカは中華民国を国家としては認めていないものの、国家と同等の扱いをしています。

Twitterでは

Twitterをみている限りでは、トランプ氏のはっきりした物言いを好感するものが多いように思えました。

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