ノーベル賞受賞の大隅良典教授が記念講演 で、オートファジーって?

今年はもう、世間を騒がす話題が多すぎて、悪い話ばかりが記憶に残って、いい話がぼやけてしまう、メディアに対する感受性が鈍る一年だったと思います。

またわたしたち大衆の脳の飽和量を越えさせて、その間に大衆にみせると都合の悪い法案を次々に通してしまう、政府の悪辣な動きもあからさまだった一年だと思います。

さて、大隅良典(おおくまよしのり)教授なんですが、ノーベル医学生理学賞を受賞したオートファジーとは、細胞の自食作用のことで、細胞は自分のたんぱく質を再利用しているということを、「解明した」ことが評価されました。

昔から、断食すると肌がきれいになるとか、病気が治ったりすることは、民間療法的に語られていることではありましたし、50年以上も前にはオートファジーという概念は提唱されていたのですが、このメカニズムを科学的に解明したということです。

メディア記事

http://mainichi.jp/articles/20161208/dde/041/040/063000c
今年のノーベル医学生理学賞を受賞する大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)は7日午後(日本時間7日深夜)、カロリンスカ研究所で受賞記念講演に臨み、地元の若手研究者も多数聴き入った。

http://s-park.wao.ne.jp/archives/1515

大隅先生がオートファジーの謎を解明するきっかけをつかんだのは先生が東京大学の助教授のとき、1988年のことでした。ある日、いつものようにご自身が専門にしている酵母(出芽または分裂により増殖する菌類。お酒やパンに使われるのもその一種)を、顕微鏡を使って観察していたところ、ピチピチ飛び跳ねる小さな粒がたくさん見えた。「いったいこれは何?」。不思議に思った先生は、直感的にオートファジーに関係しているのではないか? と考えたそうです。

こちらの記事の説明は非常にわかりやすかったです。

がん細胞はオートファジーが働きすぎているので、オートファジーを抑える薬があればがんの増殖を抑えられるとか、アルツハイマー病に関してはオートファジーを働かせる薬で治療できるなど、非常に興味深くおもしろい話でした。

ご一読をおすすめします。

http://mainichi.jp/sumamachi/news.html?cid=20161021mul00m04000400sc

これもまた、漫画でわかりやすく解説されています。

Twitterでは

わたしたちの健康にダイレクトにかかわってくることですから、これからまだまだ広がりを見せそうです。

期待して注目しています。

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