ビートたけしからみるネットになじめない人の思考の特徴

NEWSポストセブンで定期的にビートたけし氏のコラムが掲載されてるんですが、以下の記事を読むうちに、ネットになじめない人とネット世代との決定的な違いがあると思いました。

メディア記事

ビートたけし「ネット・スマホ信者の弱点」を指摘

http://www.news-postseven.com/archives/20170218_493500.html
  • オイラも、実はスマホを使わないワケじゃない。カメラ代わりに写真を撮ったり、思いついたネタやアイディアをメモしたりすることもある。だけど、アレに一日中かじりついてるってのは正気じゃない。本当に大事にしなきゃいけない自分の時間を奪われてるってことに気がつかなきゃいけない。

  • 「ネットで調べればいいから知識はいらない。要はネットを使いこなす頭脳だ」みたいな風潮は絶対おかしいね。

  • 正しい情報だとしても、ネットで見つかるのはどこかの雑誌や新聞の引用、いわゆる又聞きばかりで、その「奥」まで到達しない。本当の意味で「調べる」ということは、専門書を読んだり、その道の権威に話を聞いたりして、「ネットに出ていないくらい深い内容を掘り下げること」なんだよ。

  • 「ネットがあれば何でもできる」と思ってる世代は、「世の中にはネットに書かれていないもっと深い世界がある」ということに思いが至らない。それが弱点なんだよ。


たぶんゴーストライターによる記事だと思うので、ビートたけし氏に対する反論

要するに、ネットにばかり頼るな、世の中にはもっと深い世界があるんだ、という主張です。

そうだそうだ、と思う人も大勢いるとは思います。

しかし、ネットを積極的に利用してる人たちは、こういった主張を聞いても、何を言われてるかわからないかもしれません。

なんとなく言いたいことはわかるけど、なぜネットで情報を得るのがいけないのか。

ネットを上手に活用すればいろんな情報がすぐ手に入るのに、情報が浅いと一方的に否定されて、世の中はもっと深いなどと言われなければならないのか。

「本当に大事にしなきゃいけない自分の時間」をネットに使うことがなぜいけないのか、ネットに親しんでいる人からすれば、どうにも納得しかねる点があるかと思います。

それでは、ネットになじめない人たちと、ネット世代とを隔てる思考とは何なのでしょう。

ネットと現実というふたつの世界

「世の中にはネットに書かれていないもっと深い世界がある」というのは確かで、世の中にはおもしろいことがまだまだありますし、現実世界のおもしろさを探っていくだけでも一生はじゅうぶんおもしろいでしょう。

しかし、インターネットの世界は人間の作り上げたもうひとつの、興味深い未開の世界です。

今のスマホ世代、ネット世代は、このもうひとつの世界に興味津々で、一生懸命開拓しています。

たとえば「ポケモンGO」は、何気なしに散歩して遊んでいるつもりでも、実際にはネット世界にこちら側の世界の膨大な情報を提供しています。

ネットとこちら側の世界が相互に干渉しあって、膨大な情報やお金が行き交っています。

ネット世界は今や、わたしたちのもうひとつの「代替する世界」として機能しています。

本当は「ネットには世の中にないもっと深い世界がある」のですが、ネットに疎い世代は、このあたりがまだピンと来ていないようです。