世界2例目となるダウン症のチンパンジー「カナコ」 京大のチンパンジー保護施設に

京都大学野生動物研究センターの施設「熊本サンクチュアリ」で、世界2例目となるダウン症のチンパンジーを平田聡・京大教授らが見つけたとしてニュースになっています。

平田教授らが確認したのは、24歳のメス「カナコ」で、生まれつき心臓病を持っており、生後約10カ月で白内障となり視力が低下、緑内障も発症して7歳までに視力を失ったそうです。

染色体の検査によってダウン症と診断されましたが、カナコの症状はヒトのダウン症の症状と共通しているとのこと。

京都大学野生動物センターのホームページには、カナコの写真集というページがあり、彼女の様子をうかがうことができます。

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メディア記事

ダウン症のチンパンジー、2例目 京大研究グループ確認

http://www.asahi.com/articles/ASK2P6H9BK2PPLBJ003.html?iref=comtop_8_04

 カナコの血液を採取して調べると22番染色体が1本多い3本ある「22トリソミー」と確認。ヒトでは21番目の染色体が3本ある「21トリソミー」(通称・ダウン症)にあたるという。

けんかに巻き込まれても逃げられないため、ほかのチンパンジーとは一緒に生活するのは難しい。ただ、生活の質に配慮して、別のメス1頭と毎月1回、一緒に過ごす時間を設けている。このメスは温和な性格で、カナコも一緒に過ごすのを楽しみにしている様子がうかがえるという。

平田教授は「ヒトに近いチンパンジーと、ダウン症の類似点や違いを比較できれば、ダウン症の理解がより深まると考えている」と話している。


ダウン症のチンパンジー、国内で発見 京大、世界2例目

http://kyoto-np.co.jp/environment/article/20170221000116

 ダウン症のチンパンジーはヒトのダウン症と同じような染色体異常があり、1969年に米国で初めて報告された。1例目は1歳半で死亡している。


カナコの写真集

http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/kumasan/ja/chimp/photos/Kanako.html

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