反トランプ派が暴徒化 新秩序の台頭に主義主張の声が高まる

「反トランプ派」という名前でくくられていますが、トランプ大統領就任以来、さまざまな立場の人が自身の主義主張を訴えていることがニュースになっています。

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メディア記事

反トランプ派が暴徒化=建物に放火、講演中止-米加州

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020200389&g=int

米CNNテレビによると、カリフォルニア州バークリーにあるカリフォルニア大バークリー校で1日夜、トランプ大統領の政策に反対するデモが暴徒化し、デモ隊は建物の一部に放火した。窓ガラスが割られる被害も出ている。

同校ではトランプ氏を支持する保守系メディア「ブライトバート・ニュース」の編集幹部が講演を行う予定だったが、デモを受けて講演は中止された。

これは大統領就任から実際に行われた政策に反対する人々が暴徒化したというもので、こういった過激な主義主張は今後も取り上げられそうです。

少しさかのぼりますが、反トランプデモはトランプ大統領就任式でも行われ、一部が暴徒化。ニュースに取り上げられています。

反トランプデモ、一部が暴徒化 ワシントンで店舗など破壊

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN20H4I_Q7A120C1000000/

トランプ米大統領の就任式にあわせ首都ワシントンに集結した反トランプ派の一部が20日、前夜に続き暴徒化した。マクドナルド、スターバックス、バンク・オブ・アメリカなどの店舗や高級車の窓ガラスなどを破壊。閉店に追い込んだ。黒装束の社会主義者を標榜するグループの犯行とみられている。

トランプ大統領就任式の際の破壊行動を行った”黒装束の社会主義者”とは、「ブラック・ブロック」と呼ばれています。

ブラック・ブロック

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF

ブラック・ブロック(英語: black bloc、黒い塊)は、街頭での抗議行動などにおけるデモンストレーションの戦術の1つで、各参加者が黒色の衣服、帽子、ヘルメット、サングラス、マスクなどを着用して行う。戦闘的無政府主義者の一団。固定的な団体の名称ではなく、デモに黒衣・黒マスクで現れるアナキストや反資本主義運動家などの集団で、暴力的行動を行うことで知られる。

トランプ大統領抗議デモに現れた黒ずくめの“群衆”「ブラック・ブロック」とは何なのか

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tominagakyoko/20170122-00066860/

トランプ新米大統領の就任に際して、全世界で「Women’s March」(ウィメンズ・マーチ、女性大行進・女性の行進)が盛り上がっていますが、海外の報道の中で黒ずくめの集団を目にした人も多いのではないでしょうか。欧米を中心に活動するこうした集団は、WTO閣僚会議やG7サミット、G20サミットといった大規模な国際会議に現れ、警察との暴力的衝突や多国籍企業のチェーン店舗に対する攻撃などを行います。個人が判別・特定不可能なように黒い装束を着て活動する点、また、あくまで同じ装束に身を包んでいるだけで、固定的なメンバーによる組織や集団を指すのではない「一時的集合」であるという点が特徴となっています。このような活動の形態は、しばしば「ブラック・ブロック(Black Bloc)」と呼ばれます。

ブラック・ブロックや、カリフォルニア大バークリー校での反トランプ派の暴動のように、暴力で主義主張を行う者が大きく取り上げられますが、実際には暴力に頼らない形で様々な主義主張の声が高まっています。

以下、同じくトランプ大統領就任式での暴動を取り上げたニュース記事に、こんな一文があります。

米首都で反トランプデモ暴徒化 警察と衝突、90人超逮捕

http://www.afpbb.com/articles/-/3114874

 人種差別反対や女性の権利保護、移民受け入れ賛成、反戦、大麻合法化などを掲げるグループを含む参加者らの大半は、平穏にデモを行った。

ほとんどのデモ活動が、暴力に頼ることなく、それぞれの主義主張を訴える平和的なものであったと述べています。

トランプ大統領「抗議デモは民主主義の証し」

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2965744.html

就任式でのデモ活動に対してトランプ大統領は、

21日のデモについて「抗議デモの様子を見たが、選挙は終わったばかりじゃなかったのか。なぜこうした人たちは投票に行かなかったのか」などと書き込みました。

そして、その1時間半後、今度は「平和的な抗議デモは民主主義の証しだ。必ずしもいつも賛成ではないが、私は人々が自分の見解を表現する権利を認める」と書き加え、デモそのものについては静観する構えを見せました。

一方、大統領就任式のアメリカでのテレビ視聴者数が推定でおよそ3100万人に達したことについては、「ワオ!高視聴率だった4年前のオバマ前大統領の2期目の就任式より1100万人も多い」と書き込んで自画自賛しました。

と、自身の考えをTwitterで述べています。


トランプ氏が自身の声をTwitterで届けているのは、どこかの芸能人が酔っぱらった勢いで立場もわきまえずに主義主張をスマホからツイートして炎上させているのとはわけが違います。

当然ひとつひとつのツイートには国のチェックが入っているわけで、トランプ氏の私見がダイレクトに述べられているわけではありません。

そのうえで、新聞社などのバイアスを介さない「ダイレクトなメディアという体裁」でTwitterを利用しているわけです。

一見暴言にしか見えないような発言は場当たり的なものではなく、今後の世界の動きが示されています。

そんな中で、これまでの秩序の中で主義主張をしていた団体が、トランプ氏のビジョンに対してどのように立ち回っていくのか、どこに折り合いをつけていくのか、注目しています。

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