小型ドローンを利用したユリの受粉に成功 世界中で激減するハチのかわりに? 産業技術総合研究所

昆虫サイズの小型ドローンを利用してユリの花への受粉に成功したということで、ニュースになっています。

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メディア記事

小型ドローンで授粉に成功 ハチの代わり期待

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/404168
  •  昆虫サイズの小型ドローンと特殊なジェルを使って、人工的にユリの花に授粉することができたとの研究成果を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)のチームが9日付の国際科学誌電子版に発表した。

  • 実用化にはまだ技術的課題があるが、チームの都英次郎・産総研主任研究員は「将来的には人工知能(AI)などを活用して、本物のハチの代わりに授粉するものを作りたい」としている。


世界中でハチが激減。そこで、ドローンに受粉させてみました

http://www.gizmodo.jp/2017/02/drone-pollinate-like-bee.html
  • 全長42mm、重さ14.8gのG-Force PXY CAMドローンが、満開のササユリの上空から急降下しておしべに接触しているのがわかります。ドローンのおなかにはハチの体毛を模した馬の毛が取りつけられており、その毛には特殊な粘着性イオン液体ゲルがたっぷりと塗られています。ドローンがおしべに触れるとササユリの花粉がくっつくしくみになっていて、別の花のめしべに花粉を運び、見事ササユリの受粉に成功したそうです。

  • 自然のハチに代わりうるものではないけれど、将来ハチがさらに減少した場合ハチの仕事を手助けするのに役立つと都氏は話しています。実用にむけてはまだまだ課題が多く、コントロールが難しいうえに、コスト面でもドローン1機に1万円ぐらいかかってしまうため量産も現段階では難しそうです。


もともとハチの羽音からつけられた「ドローン」ですが、これがハチの能力に近づこうとしているということで、これからどこまで技術が伸びていくのか期待しています。

現段階で実用の目途はたっていませんが、将来、農家のハウスや果樹園で、小型のドローンが受粉のために飛び回る姿がみられるようになるかもしれませんね。

ただ世界中くまなくハチ代わりにドローンを飛ばすわけにはいきませんから、ハチの減少が起こったとしてもドローンがすべてを解決してくれる、というわけにはいかないでしょう。



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