尖閣諸島の日米安保条約適用報道、日米防衛相会談に対する旧態依然のマスコミの姿勢

マティス米国防長官の発言に対するマスコミの論調をもとにした、メディアの記事を取り上げてみたいと思います。

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メディア記事

尖閣に安保適用確認 中国の戦略に押し込まれている危機

http://blogos.com/article/208759/

マティス米国防長官と安倍総理の会談で尖閣諸島に日米安保条約が適用されることが確認されたが、尖閣は日本固有の領土であるので本来は当たり前のこと。

それが日米で確認をしなくてはならなくなるまで、中国に押し込まれている。

と述べたうえで、”国民が断固として中国の工作や戦略に乗らない意思を持つことが、領土領海を守るうえで重要”だとして、日本人の意思が重要だと述べています。

強烈な違和感と既視感!マティス米国防長官来日、尖閣に日米安保適用発言でマスコミが大はしゃぎ!

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/29351

 「米マティス国防長官 日米安保条約5条 沖縄・尖閣諸島に適用と明言 政府高官」――。

これは昨日、NHKがわざわざテレビの速報テロップで流した文言です。「米国の新国防長官様が尖閣を守ってくれるとおっしゃってくれたぞ!さぁ全国民、喜べー!」…みたいなニュアンスを感じて気持ち悪くてしかたがないのは、僕の性格が歪んでいるからでしょうか?

記事では、今回の報道のニュアンスを「気持ち悪くてしかたがない」と指摘。

 オバマ前大統領が2014年4月、日米首脳会談後の会見で「日本の施政下にある領土は、尖閣諸島を含め、日米安保条約第5条の適用対象になる」と明言したときも、マスコミは「安倍総理の大手柄!」と言わんばかりに大騒ぎでした。また、昨年1月には米太平洋軍司令官のハリー・ハリス氏が、「中国に攻撃されれば尖閣を守る」と発言した際も、メディアは「踏み込んだ発言!」「異例!」と大はしゃぎしました。

と今回の記事に対する”既視感”について指摘。

”尖閣に関する米側の発言は、「中国への警告と日本への『リップサービス』」”と分析した春名幹男氏のコメントを取り上げ、1997年の日米ガイドライン改定から米軍は日本防衛から撤退しつつあることを述べたうえで、外務省による”日米同盟が実際の取り決め以上に強固にみえるよう操作されている現実”が以前からあったことを指摘しています。

 しかし、政府だけでなく、メディアぐるみで属国根性が染みついているのだと考えると暗い気持ちになりますね。



Twitterでは



全体的に、よい会談だと評価する声、相変わらず日本が米国のポチであるといった声とともに、取引のバランスにばかり注目が集まる中、個人的には米国の新しい秩序に則した取引がいったいどういったものになるのか、ということが気になります。

重要なのは、日本のマスコミはまだ古い秩序の中で情報を提供しているということで、一見昔と同じパターンのようにみえる日米関係ですが、アメリカはすでにこれまでとは違う国家になっている、ということを忘れるわけにはいきません。

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