東芝、米原子力事業で7000億円前後の損失計上 債務超過がほぼ確定

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メディア記事

東芝、損失7000億円計上へ…債務超過に

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170209-OYT1T50180.html?from=ytop_main2

 経営再建中の東芝が2016年4~12月期連結決算で米原子力事業で発生する損失として7000億円前後を計上することが9日、わかった。

 損失が巨額のため、負債が資産を上回る債務超過に一時的に陥った模様だ。14日に発表する。東芝は子会社化する半導体事業の一部株式の売却益で自己資本を拡充する計画で、17年3月期決算での債務超過の回避を目指す。


東芝、昨年末時点で債務超過の見通し 3月末の回避模索

http://www.asahi.com/articles/ASK2900NKK28ULFA03C.html

巨額の損失は、米国で建設中の4基の原発の工事費用が想定を大幅に上回るためで、14日に確定した金額を公表する。工事費用の増加分について、東芝は別の業者にも見積もりを依頼するなど計上額が圧縮できないか探ってきたが、不調に終わった模様だ。

3月末も債務超過が続いた場合、東芝株は東証1部から2部に指定替えされ、1年以内に債務超過を解消できなければ上場廃止になる。金融機関の融資態度に与える影響も大きいとみられ、東芝は資産売却などさまざまな資本増強策で、3月末の債務超過を回避する方針だ。


電機、凋落…東芝は債務超過の兆候、三菱重工は「何もうまくいかず」巨額損失地獄

http://biz-journal.jp/2017/01/post_17882.html

こちらは1月31日の記事です。

 仮に、今期末時点で債務超過になったとすると、有価証券報告書発行時点で東証1部から同2部への降格が確定する。8月1日付で2部指定となり、その前日の7月31日の大引けで、日経平均およびTOPIXの採用から除外される。シャープの場合、第2部へ降格当日の昨年8月1日に最安値87円をつけている。

債務超過→東証2部指定替え→日経平均採用除外→株価崩落という負のスパイラルが予想されるわけだ。

そこで債務超過を避けるために東芝は、唯一残った稼ぎ頭の半導体事業をスピンアウトする。分社した新会社の株式を、国内外の企業や欧米の投資ファンドに2000億円程度で売却し、加えて東芝が出資している国内のグループ企業の売却によって赤字幅を縮小することを狙っている。

年明け早々、原発事業で数千億円規模の減損損失が出る可能性があるとの発表を受け、日本電気(NEC)との合併説が浮上した。東芝とNECの経営統合の話が出るのは今回が初めてではない。リーマン・ショック後の09年当時にも、似たような構想が取り沙汰された。ところが今回は、7000億円という巨額な損失がネックとなり、合併は困難とみられている。

東芝の経営悪化の“がん”は米原発事業だ。これを切り離さなければ再建はあり得ない。


東芝「原発広報の異常さ」から見える危機の前兆

http://diamond.jp/articles/-/117281?display=b

今回の「危機」を招いた経営陣たちというのは、管理職あたりから経営陣へ駆け上がっていく時期に20年以上、このような「原発推進」を徹底的に躾けられた人たち、という見方もあるのだ。

それがどんなに合理性を欠いた話であっても、閉鎖的なコミュニティのなかで幾度となく、繰り返し「広報」されていけば、人は必ず洗脳されていく。これは、北朝鮮や戦前の日本を例に出すまでもなくご理解いただけるだろう。

そういう意味でも個人的には、東芝を見ていると、太平洋戦争末期の日本軍とだぶってしょうがない。

「星の王子さま」を用いて「原子力は地球に優しいクリーンエネルギー」をうたいはじめた最初の志に嘘はないのだろう。それは、「のらくろ」などの漫画キャラを用いて、「西洋列強からアジアの独立」をうたった日本軍も同じだった。

しかし、時代の流れに勝てず戦局が悪化していくと、日本軍がミッドウェイ海戦などの「戦績」を偽ったように、東芝も現場を犠牲にして粉飾を重ねていく。

今のまま勝ち目のない戦いを続けていると、日本軍が現場の兵士を捨て駒にしたように、東芝の現場にたくさんの血が流れる。経営陣のみなさんは「国益のため」とか、「なんとか延命を」とか余計な考えは捨てて、早いところ「無条件降伏」の道を選んでいただきたい。



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