水素水の効果は「水分補給」  国民生活センター「公的な定義等がない」」

国民生活センターは15日、「容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」-「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です-」との報告を発表しました。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161215_2.html

水素水には公的な定義等がなく溶存水素濃度も様々です。また、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届出されたものは、現在のところありません。

そのうえで、水素水を販売する業者に、アトピーの改善や、悪玉活性酸素の除去など、健康保持増進効果等と受け取れる記載があるケースを明示し、医薬品医療機器等法や健康増進法や景品表示法に抵触するおそれがあると指摘しました。

メディア記事

http://gigazine.net/news/20161216-hydrogen-water/

そして極めつけが、飲用により期待できる効果をこれら15社に質問したところ、水素水の飲用により期待できる効果は「水分補給」が最も多い回答だった、とのこと。

http://netgeek.biz/archives/89185

今回、国民生活センターが動いてくれたのは大きな一歩となりそうだ。今どんな気持ちか藤原紀香にコメントを求めたらなんと答えるだろうか。。

注意点

国民生活センターは今回、水素水の効能を謳う業者に対して厳しい態度をとっていますが、水素水には効果がないと科学的に断じたわけではないことには注意したいところです。

また、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届出されたものは、現在のところありません。

科学的に人間の体に対して水素水がどのような効果をもつのか、あるいはどのように効果がないのか、ということははっきり解明されたわけではありません。

少なくとも今は効果が認められないといことで、国民生活センターの発表はその点、慎重に言葉を選んでいると思いました。

しかし現状効果が認められないにも関わらず、水素水を高価な値段で売りつける業界の現状に対しては強く警鐘を鳴らしており、これが今後どのように市場に影響するか、注目しています。

ちなみに、水素水とよく似てるんですが、アルカリイオン整水器というものがあります。

このアルカリイオン水に関しては、厚生労働省によって胃腸症状の改善効果が認められています。

このふたつ、非常にまぎらわしくてややこしいんですが、両方販売しているパナソニックのホームページをみれば、アルカリイオン整水器は、還元水素水生成器と比べてかなり安価なことがわかります。

http://panasonic.jp/alkaline/

効果・効能に関しては、水素水にアルカリイオン水と違って特別な効果があるとは一言も書いていません。

パナソニックが明確な効果が認められないまま還元水素水生成器を高価な値段で売っているのは疑問ですが、健康効果を信じる消費者がいる以上作らねば仕方がなかったのかもしれません。

Twitterでは

芸能人が「いい」って言ったり、大手企業が売ったりしてたから、なんとなく健康によさそうだから、という理由で購入した消費者は多いと思います。

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