狩猟をしていた姫路の男性、獲物と間違えられ撃たれて死亡

都市部で狩猟免許を取っても猪も鹿もいないので、こういう人は猟期になると足を伸ばして出張します。

今回の事件は、兵庫県佐用町の山で、大阪府の男が姫路市の男の腹を撃ってしまったということで、それぞれが遠征でグループ猟をしていた最中に起きた事故と考えられます。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161211-OYT1T50094.html?from=y10

同署の発表では、男性は仲間9人と狩猟中で、「無線で『自分の方向に獲物が行った』と連絡を受け、やぶが動いたため撃った」などと説明しているという。

こういった狩猟中に同じ狩猟仲間を撃つ事故は、数年おきに起こっていますね。

2010年6月には、福知山の山中で有害鳥獣駆除の最中に誤射事故が起こり、撃った人も自分を撃って自殺したという悲しい事件が起こっています。

http://www.ryoutan.co.jp/news/2010/06/07/002276.html

福知山市猪野々の山中で5日午後2時過ぎ、有害鳥獣駆除にあたっていた市内堀の印刷業、中嶋慶喜さん(67)と、かしの木台の会社員、三宅諭さん(65)が血を流し死亡しているのが見つかった。中嶋さんが三宅さんを誤って撃ち、苦にした中嶋さんが自殺したものと見られ、関係者に悲しみが広がっている

猟師も高齢化が進んでいる中、今回の事故も誤射したのは69歳の男性ということで、ぼちぼち高齢の銃所持に対策がとられる可能性も考えられます。

しかし、やぶが動いたために撃ったというのは、ちょっと考えられない浅はかさだと思います。

ふつうは半矢(致命傷に至らない障害を与えること)を避けるため、確実に致命的な位置を狙って撃つはずです。

猟師も命がけである、ということを差し引いても、対象動物の目視を怠って撃ったのはうかつだと言わざるを得ません。

グループ猟について

http://togetter.com/li/1025891

痛ましい事故が起こる一方で、危機意識の高い猟師がほとんどであり、山の獣が人間の生活の場を蹂躙しないのも、猟師の頑張りによるところが大きいことは、忘れてはいけないと思います。

http://blog.livedoor.jp/ryoukenbiborooku/archives/cat_372015.html

非常に緊迫感のある狩猟現場の動画です。

Twitterでは

↑このツイートの南馬宿村とはどういうことなんだろうと調べてみたら、秋田県にある架空の村のホームページのことなんだそうです。

そのホームページに「猟銃事故ゼロを目指せ!」という、真面目なんだかふざけてんだかわからないページがありました。

http://minamiumayado.com/info/jikozero/

昔から、「ガサガサ ズドンッ!は事故の元」と言われています。獲物を仕留めたい一心で矢先確認をしないで発砲するのは危険極まりない行為です。特に草木が生い茂り見通しの悪い場所ではより確りと矢先確認をして下さい。

http://okutta.blog.jp/archives/6912518.html

一部で話題沸騰の架空の村・南馬宿村役場のサイト。ネタサイトだけど「ひょっとしたら実在するかも」感の絶妙なさじ加減が、何だかネットを舞台にしたモキュメンタリーやフェイクドキュメンタリーのような趣がある

今回の事故から得られる教訓はまさに「ガサガサ ズドンッ!は事故の元。」です。

こんな痛ましい事故のない、注意深い狩猟が行われるよう望みます。

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