福島除染作業員の生活習慣病率の高さが問題に

今回の記事とほとんど同じような内容で、一年以上前にも出稼ぎの除染作業員の生活習慣病率の高さは問題視されており、事故以来、繰り返し作業員の健康管理の必要性が指摘されています。

メディア記事

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161216-135091.php

研究チームは「これまでの研究では、出稼ぎ労働者の社会経済的状態(収入、学歴)が低いことが医療機関へのアクセスの悪化などを招き、結果的に生活習慣病による死亡率を高めることが示唆されている」とし、全国各地から集まった除染作業員も同様の健康リスクにさらされている可能性に言及。「除染・復興作業員全体の健康状態を把握するためのさらなる研究が必要」と提言している。

http://medg.jp/mt/?p=2742

実際に診療にあたっていると、彼らの健康への関心が低いことは一目瞭然で、本当に入院が必要なほど重篤でも「薬をくれればそれで良いです。明日も仕事なので。」と驚くほど危機意識はない。つい先日も、とある作業員が重症疾患と診断され、地元病院へ紹介したのだが、「必ず受診します。」と言っていたのにも関わらず、紹介先病院から「受信されませんでした。」と連絡があった。その危機意識の欠如から生活習慣病を患い、その結果脳卒中や心筋梗塞といった致死的な病の発症率が高いという忌々しき方程式が容易に想像できた。

http://www.huffingtonpost.jp/masahiro-kami/health-problem-of-decontamination-worker_b_11252300.html

澤野医師は、「実際に除染作業員と話をして、改めて事態の深刻さを実感した」と言う。これまで、59人の相談を受けたが、このうち35人(63%)が生活習慣病を抱えていた。彼らの年齢中央値は49才。2010年国民健康・栄養調査によれば、この年代の高血圧の罹患率は34%、糖尿病は8%だ。比較にならない。

問題なのは、健康意識が希薄なことだ。喫煙率は九割を超える。

この問題を指摘し、作業員の健康問題に取り組んでいるのは、復興作業員の健康問題に関する研究および健康啓発活動を行なっている医師の澤野豊明氏だそうです。

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