稲田朋美防衛相、昨年10月森友学園理事長に感謝状を贈っていた 取り消しも検討

稲田朋美防衛相が、昨年10月に森友学園の理事長に感謝状を贈っており、23日の衆院予算委員会分科会で「取り消すことも含めて対応する」と述べました。

毎日新聞は森友学園の運営する塚本幼稚園がヘイト活動を行っていることを、取り消しを行う理由に挙げていますが、個人的に問題を矮小化しているようにも思えました。

稲田防衛相のあいまいな態度からみても、現段階で森友学園をはっきり断罪するわけにもいかない状況なのでしょう。

安倍政権は嵐をやり過ごすつもりなのでしょうが、この問題をこのままなおざりにしてしまえば、今後極右思想の側につくことで、特権を得られたかのように考える人が増えるのは間違いないでしょう。


ところでいったん話は変わりますが、2016年7月26日未明に起きた、19人が死亡、26人が重軽傷を負った相模原障害者施設殺傷事件を起こした元職員が、なぜ障害者を殺しても政権が助けてくれて、さらに自分を優遇してくれるとまで考えたのか。

ここで元職員が事件前に、衆議院議長大島理森氏にあてた手紙を引用します。

  • 重複障害者に対する命のあり方は未(いま)だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。
    今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛(つら)い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。
    世界を担う大島理森様のお力で世界をより良い方向に進めて頂けないでしょうか。是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います。

  • 2つの園260名を抹殺した後は自首します。作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。心神喪失による無罪。

  • 新しい名前(伊黒崇)本籍、運転免許証等の生活に必要な書類。美容整形による一般社会への擬態。金銭的支援5億円。
    これらを確約して頂ければと考えております。

〈引用元〉https://ringosya.jp/tsukui-yamayurien-uematsu-satoshi-tegami-line-36438


常識的に考えれば、人を殺しておきながら安倍政権が自分を助けたうえに、自由な人生を確約してくれるなんて、こんな話が通るわけがない。

いくら安倍政権が保守側にあるからといって、優生思想に基づいた直情的な言動は狂気的だと誰もが思ったはずです。

わたしたちは、単に元職員の頭がおかしかったのだ、と考えることで話を片づけることもできますし、多くの人が今もそう思っていることでしょう。

しかし今、森友学園問題をうやむやにしようとする動きをみていると、あの元職員は本気で安倍政権が自分を守ってくれると考えたのかもしれないと思えます。

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メディア記事

稲田防衛相 森友学園に感謝状「取り消しも検討」

http://mainichi.jp/articles/20170223/k00/00e/010/264000c

 稲田朋美防衛相は23日午前の衆院予算委員会分科会で、森友学園(大阪市淀川区)の籠池泰典理事長に昨年10月、防衛相感謝状を贈っていたことを明らかにした。同学園が運営する塚本幼稚園(同区)では外国人に対するヘイト表現が問題になっており、稲田氏は「事実関係を踏まえ、取り消すことも含めて対応する」と述べた。


 稲田防衛相が理事長に感謝状  森友学園、昨年10月

https://this.kiji.is/207332425383659001

 稲田氏によると、防衛省海上幕僚監部が贈呈を推薦。艦艇の入港時、学校法人が運営する幼稚園の園児の鼓笛隊が隊員を歓迎したことなどを理由に挙げた。



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