米中首脳会談 朝鮮有事か 習近平氏を恫喝したトランプ氏に対するメディアの論調は?

米中首脳会談の行方は、日本にとってそのまま「極東戦争の火種」という形で飛び込んできますので、文字通り「対岸の火事ではない」という話です。

内政の混乱を引きずっているわけにはいかない状況ではありますが、おそらく森友問題に端を発する政権スキャンダルは今後の日本に禍根を残し、時間をかけて深刻な対立を生むのではないかと危惧しています。

しかしまずは目先の問題。

米中首脳会談におけるメディアの論調に注目してみたいと思います。

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メディア記事

米中会談中にシリア攻撃…世界騒然 トランプ氏、北朝鮮増長許した習氏を恫喝 笑顔なし、強い不満も

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170408/frn1704081530002-n1.htm

zakzakによると、”トランプ氏は会談と並行して、化学兵器を使用したシリアへの攻撃を発表するなど「決断する大統領」を体現した”ということで、北朝鮮問題においても武力行使をいとわないという米国側のアピールについて述べたうえで、今回の会談を表向きの友好ムードとは別の、中国への恫喝と牽制という見方を示しています。

また記事では、軍事介入に消極的だったオバマ政権を意識した行動だとも指摘。

実質的に北朝鮮の後見である中国に対して、”北朝鮮を増長させたのは中国の責任だとして、『米軍の斬首作戦を黙認するか、正恩氏を亡命させろ』と上から目線で要求するだろう”というジャーナリストの山口敬之氏の意見を取り上げています。

トランプの恫喝裏目 シリア空爆で金正恩はさらに暴走する

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/203172

日刊ゲンダイも、トランプ氏の中国への恫喝、という見方ですが、その狙いを「下落傾向にある支持率の回復を狙った」と指摘。

予告もナシにシリアを空爆した米軍に、北朝鮮の金正恩が真っ青になっているのは間違いない

と憶測を述べたうえで、

「シリアと北朝鮮という2カ国と戦う“2正面作戦”は、米国といえど簡単なことではありません。そもそも、トランプは大統領選中に『世界の警察官をやめる』と公言していた。『世界の警察官』に逆戻りし、軍事費がかさめば、世論の反発が出てくるでしょう。軍事介入が長引けば、結局、支持率は下落する。2カ国を相手にするのは難しいでしょう」

と、国際ジャーナリストの堀田佳男氏の意見を取り上げています。

さらに、北朝鮮が今回の米国側のアクションに対し、むしろ核開発を急ぐのではないかという見通しについても述べ、トランプの恫喝が裏目に出た、と指摘しています。


電話会談 首相が米大統領の同盟国・平和への関与評価

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170409/k10010942061000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

安倍総理大臣は、アメリカ軍がシリアのアサド政権に対し軍事行動を行ったことなどを踏まえ、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。このあと、安倍総理大臣は記者団に対し、トランプ大統領が同盟国や世界の平和に関与する姿勢を示していることを、高く評価する考えを伝えたことを明らかにしました。

電話会談は、地域情勢を協議するため、アメリカ側の呼びかけで午前8時すぎから行われました。

この電話会談の記事において注目すべきは、安倍首相からの「日米が協力して緊密に連携していくことが大変重要であるということ、また、日米韓の結束が重要であるという認識で完全に一致した」という言葉で、「中国・北朝鮮 対 日本・米国・韓国」という見方を示した点です。


あくまで憶測の域を出ませんが、なぜロシアは今回の米国側の、いかにもパフォーマンス的なアサド政権側への攻撃に対して、強硬な態度を示さなかったのでしょうか。

わたしは、米露が極東の騒乱も含めて、何かしら共通した思惑をもって動いているのではないか、という気がしています。

トランプ氏とプーチン氏が裏でつながっているという指摘は以前から噂されていますが、安倍首相もトランプ氏も、今回の北朝鮮問題に関してロシアを問題に含めていません。

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