野球部の高校生 アナグマをバットで撲殺 「ぶち殺してやった笑」

佐賀県の高校で野球部の高校生が、玄関にいたアナグマをバットで撲殺。

その写真をTwitterに「おいん家の玄関におったけん、後ろからバットでフルスイングしてぶち殺してやった笑」という文章とともに投稿。

高校に苦情のメールや電話が殺到して、ニュースになっています。

Twitterの写真は、タヌキほどの小さなアナグマが口を血まみれにしながら仰向けに倒れている、というものでした。

どんな理由があろうと、どんなコミュニティの中であったとしても、生き物の命を蹂躙して「ぶち殺してやった笑」はあり得ないことで、小さなアナグマだったことから、弱い者いじめの構図になっていることもネット上で指摘されています。

しかし同時に、義憤に駆られて高校生の身元をネット上にさらして、社会罰を与えるまでに至った過激な反応に対する非難の声もありました。

メディア記事と問題点の整理

http://www.sankei.com/west/news/161219/wst1612190024-n1.html

 高校は19日、朝から全校集会を開き、会員制交流サイト(SNS)の使い方を注意した。学校長によると、生徒が写真を撮ったのは駆除したことを親に報告するためだったといい、「周囲を不快にさせる意図はなかった」と理解を求めた。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/18/anaguma_n_13715958.html

ハフィントンポストの電話取材に対して12月19日、当該高校の校長は以下のようにコメントした。

「高校の電話は一日中鳴りっぱなしになりました。生徒本人に事情を聞いたところ、実際には花壇を荒らすアナグマを用意してあった棒で追い払おうと叩いたら死んでしまったということでした。バットでフルスイングしたというのは誇張して書いてしまったと言っていました。生徒の住む地域が山間部でアナグマの被害に悩んでいて、駆除申請なども出ていたようです。彼に対しては不快感を与える投稿などのないように指導しました。今後はこのようなことのないように、SNSの使い方についても今朝の全校集会で注意を促しました」

写真を見る限り、口からあれだけ血を流しているので、「追い払おうと叩いたら死んでしまった」というレベルではないと思われます。

高校側は本人の主観的な話を聞いて擁護に回っていると考えられますが、それとは別に狩猟法においては今回の件に問題がないことに注意が必要です。

http://japaorca.web.fc2.com/gomoku/jiyu/kanou.html

こちらでは猟期における無免許での狩猟についてわかりやすく書かれています。

弱い命を蹂躙して笑う非常識な行為に非難が集まりましたが、不快感はともかく法的に問題のない行為であったことは事実で、高校生の自宅の土地は害獣に荒らされ、自治体に駆除を申請していたそうです。

しかし個人情報を暴露し、所属するコミュニティに非難の声を浴びせるなど、集団による社会罰を与えた個々人が罰せられることはありません。

わたしたちのネット上での行動が改めて問われる問題だと思います。

Twitterでは

Twitter上では、問題点を冷静に分析している人が多かったです。