雑誌の売り上げ、41年ぶりに書籍を下回る見通し コミック誌などの不振が要因

出版科学研究所の調査によると、今年出版された紙の書籍と雑誌の販売額が推定1兆4500億円と、12年連続で減少する見通しになるということです。

雑誌の販売金額は約7200億円で、前年比7.7%減ということです。

1970年代半ばから続いた出版界の常識である「雑高書低」の状態が逆転したということでニュースになっています。

メディア記事

https://this.kiji.is/185928890310983683

スマートフォン普及や電子雑誌の読み放題サービスの浸透なども背景にあり、雑誌を主力に据える町の書店の苦しさが浮き彫りになった。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161226-00000093-jnn-soci

コミック誌などの不振が要因だということで、出版科学研究所は「スマートフォンの普及に加え、ここ2年は無料で試し読みできる電子コミックの急成長が影響している」としています。


http://www.sankei.com/entertainments/news/161226/ent1612260009-n1.html

雑誌は約7200億円で、前年比7・7%減。ピークだった1997年と比べると市場規模は約46%にまで縮小した。書籍は約7300億円で、「ハリー・ポッター」シリーズの新作や石原慎太郎さんの小説「天才」のヒットもあり、前年比1・6%減にとどまった。雑誌は19年連続、書籍は10年連続の前年割れ。

書籍と雑誌を合わせた紙の出版物全体では、前年比約4・7%減の約1兆4500億円となり、35年ぶりに1兆5千億円を割った。前年割れは12年連続。


市場規模がピークと比べて約46パーセントにまで縮小しているということで、半分以下になってしまっています。

とはいえ、シェアがインターネットに移ったということで、紙媒体しかなかった時代と比べて、現在進行形でシェアが移りつつあるということになると思います。


http://japan.cnet.com/sp/t_hayashi/35077597/

2016/2/10の記事です。

ですが、旧来の雑誌が担っていた機能が急速にウェブに移行するとともに、従来の雑誌を担っていたプレイヤーやリソースが、徐々に「書籍」の方へ寄って行こうとしているのかもしれません。

そして、それは「雑誌」や「新聞」の縮小が明確になる一方で、「書籍」だけは、ここまでに述べてきたように、ウェブ時代においても「拡大」する可能性を秘めているからでしょう。

「出版」は「書籍化」することで復活する。これが筆者の仮説です。

今回のニュースを理解するうえで、たいへん参考になる記事でした。

コミックスは雑誌扱いになるそうです。

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