PM2.5の影響で世界で年に345万人が死亡との推計結果 英科学誌ネイチャー電子版

ニュースでよく流れているので、「PM2.5」という名前を聞けば、それが微粒子の大気汚染物質であるということはたいていの人が知っていると思います。

その大気汚染物質のPM2.5ですが、中国や英国の研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に、世界で年に345万人が死亡しているとの推計結果を発表しました。

特に中国の汚染がひどく、黄砂のように、風に運ばれて近隣諸国に影響を及ぼす「越境汚染」によって、日本を含む東アジアにも健康被害が及んでいるということです。

ちなみに、今回のニュースに対するツイッターでの論調は、単純に中国を非難するものも見受けられましたが、それ以上に、メディア記事で日本と韓国を中国以外の東アジアとまとめていることから、「韓国と日本を一緒にしてほしくない」といった記事内容と関係のないバッシングや、政治に絡めた意見が目立ちました。

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メディア記事

汚染粒子で、年に3百万人死亡 中国から東アジアにも拡散

https://this.kiji.is/219863892795639293?c=39546741839462401

 この汚染物質は自動車や工場、発電所などから発生する微小粒子状物質「PM2.5」。吸い込むと肺がんや心筋梗塞のリスクが増す。


中国発PM2.5で近隣国に「早期死亡」 被害「3万人」に「迷惑千万」

http://www.j-cast.com/2017/04/02294576.html?p=all

   研究では、PM2.5が原因の早期死者について、PM2.5の流入経路を表にまとめている。たとえば、米国での早期死者はどこから流入したPM2.5が原因かをみると、88.9%が同じ米国内で、次に多いのはカナダからのもので6.2%。同様に、西ヨーロッパでの早期死者は85.4%が同じ西ヨーロッパ発、次いで多いのは東ヨーロッパ発のもので9.8%。このように、PM2.5が原因の早期死者は、多くが同じ国・地域内で発生したものに起因している。

ところが、日本・韓国などの「中国以外の東アジア」でのPM2.5が原因の早期死者は、「中国以外の東アジア」発のものが55.5%にとどまり、次いで多いのは中国発のもので40.5%。人数にして約3万900人となっている。他の国・地域から流入したPM2.5を原因とする早期死亡の割合としてはかなり多い。

Twitterでは

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