WELQ閉鎖で大手に飛び火 キュレーションサイトについて考える

WELQ閉鎖の問題を受けて、大手の外部委託キュレーションサイト(外部ライターに委託して、情報をまとめて記事にするサイト)が軒並み編集体制を見直しているということでニュースになってます。

DeNAがこのままではダメだと手を打ったことによって、似たようなずさんな体制で記事を組んでいたほかの大手キュレーションサイトも、手法を見直さざるを得なくなったという状況です。

メディア記事

http://www.asahi.com/articles/ASJD54FCQJD5ULFA018.html?iref=comtop_favorite_03

ディー・エヌ・エー(DeNA)が、外部筆者の記事を集めた「キュレーションサイト」の公開を中止した問題で、リクルートホールディングス、サイバーエージェントなど他の大手も、同種のサイトにある一部の記事の掲載を停止した。不正確な記事が出たり、著作権が軽視されたりする背景には収益優先の構図がある。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO10276650U6A201C1TJC000/

質よりも量を優先し、品質管理が不十分な記事が広がっていたことが明らかになってきた。

http://www.j-cast.com/2016/12/05285321.html

問題を訴えている記事も多く見受けられました

https://www.photo-yatra.tokyo/blog/archives/11079

http://www.katsushin.com/entry/mery-welq

http://tanaka-desu.com/jiji-02-curation-site/

http://w3q.jp/t/11216

SEOと収益モデル優先のシステムが問題か

外部委託の個人は、読み手のことなど考えずに、受注条件に見合った仕事を数多くこなして、金を儲けたい。

雇う側も、SEOで多数のアクセスが流れ込むようにし、収益化させたいのが最優先で、記事の質は二の次です。

結果、今やネット上の検索結果に出てくる情報はいい加減なものであふれかえってしまいました。

しかし、今回大手が記事を軒並み非公開にしたのは、記事の質が低いのが原因ではなく、このままいけば確実に、深刻な著作権問題が表面化するからでしょう。

大炎上する寸前で手を打った、という気がします。

ネット上の著作権について

http://www2.accsjp.or.jp/qa/05/

http://www.mainichi.co.jp/toiawase/chosakuken2.html

著作権に対するマナーというのは、いわば車を走らせるときに守るべき交通ルールのようなものです。

赤信号を無視して、法定速度を越えて運転していれば、人より早く目的地につけるかもしれませんが、他のドライバーがたいへんな迷惑をこうむります。

ネットの著作物に関しても、著作する者どうしがお互いの権利を侵害したり蹂躙したりすることがないように著作権やガイドラインがあるわけで、それに従って行動しないと、今回のような問題が起きてしまいます。

クラウドソーシングの問題も

いずれにせよ、今回の件でいちばんワリを食うのは、内職的に外部委託の記事を書いていたライターだろうと思います。

また、クラウドソーシングという業態においても、働き手に対する報酬の少なさが問題視されています。

http://story-is-king.com/lancers-sidebusiness

http://list.crowdsourcing-fan.com/problem/

働き手に与える単価が減ることにより、プロの仕事も減ってしまうという悪循環が生まれているようです。

こういった業態の見直しも含めて、これからどう変革が行われるのか、注目しています。

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